Flyfishing+ from Mt.Pigeons!

渓流釣りとバンブーロッド製作を中心に、日常の出来事を綴ってます。

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episode998 … 始めよう!渓流フライフィッシング!!(その2)

2016年 01月13日 06:00 (水)

今回から、少しずつ内容を書き始めていこうと思います。
早速ですが、前回の予定告知から変更がありました・・・^^;
全体の構成は、次のような内容・構成にしました。

初めに、釣り場選びの考え方を書こうと思います。
釣りは、なんと言っても「一に場所、二にエサ、三にウデ!」ですから。
いる場所を見つけないことには、どんな高価なタックルも持ち腐れですよね・・・


1 プロローグ

2 前提条件

3 釣行地の決定

4 準備・装備

5 入・退渓

6 釣り

7 食事と水分補給

8 アクシデント対策

9 日々のトレーニング

10 情報戦

11 その他


今回、朱書きの部分から書き始めますが、長くなりそうだったら複数回に分けるつもりです。
(多分・・・長くなります^^;)
あと、釣り場にかかわるネタでは、あまり写真を載せたくないので文章ばかりになります。
“ますますつまらない”と思いますが、今の自分の考え方の整理も兼ねているので自己満足で書いていくつもりです。

1 釣行地の決定

日本は水が豊かで、全国にはたくさんの河川があり、さらに数えきれないほど無数の支流や沢があります。
関東甲信越だけでも、おそらく休日だけの釣行では、一生かかっても全てを踏破することはできないと思います。
「そんな多くの中から、どうやって釣り場を選び、決めているのか???」を少しだけ書きたいと思います。
ただし、あくまでも僕のやっている一方法にすぎませんから、 読まれている皆さんもいろいろと考えて試してみてください。


(1) 源流、上流、中流、下流のどこへ行くか?

渓流魚が生息する範囲を、僕は河川の上の方から順に「源流」、「上流」、「中流」、「下流」に区分しています。
(世間で言う、河川の最上流から海までの区分ではありません。)

「源流」は水源直近の区域までと考えています。
小さな沢の場合は一日で、大きな支流なら何日もかけてたどり着くような場所もあるでしょう。
そこへ行くには、技術と経験、装備、体力が必要なところです。
当然ですが、漁協の放流はほとんどないですし、場所によっては管理自体が不可能でしょうから、住んでいる渓魚たちはまさにネイティブ!
貴重な自然繁殖です。
(残念がら、移入種が在来種と交雑してしまっている水系もあります。)

「上流」は、車止めから林道を歩いて行くような区域と捉えています。
源流との区分は僕のなかでもけっこう曖昧ですが、「集落などがある地域の上から、水源地には及ばない付近まで」と考えています。
林道や杣道があるケースも多いので、漁協が稚魚や発眼卵を放流しているところもあります。
日帰りできるところもあれば、一泊程度のところもあるでしょう。

「中流」は、車が通行できる道路から、大した苦労なくとも入渓できる区域と考えています。
場所によっては、集落の中を流れている場合もあります。
漁協が稚魚から成魚まで放流してるようですが、釣りきられるのも早く魚影はあまり期待できない場所が多いです。
苦労なく誰でも入れますから、まあ当然と言えば当然ですよね・・・^^;

しかも、釣れた魚を持ち帰るのも楽ちんですから、魚篭にいっぱい詰め込んで、道路わきに停めた車のクーラーボックスへ・・・
ウデがあれば、そんな乱獲を免れた賢い魚を釣ることもできるでしょう。
でも、残念ながら僕にはムリです。

「下流」は、市街地の中を流れる区域と考えています。
僕が住む関東地方では、緯度や水温、水質の関係もあって、渓魚が生息しているところは少ないです。
また、生息していても個体数が極端に少ないため、僕にとっては難しいですね・・・
うちから一時間ほどの街中の大きな河川でも、山女魚が釣れるそうです。
しかも、かなりのオオモノが・・・
身近さを活かしマメに通って確率を上げるか?
良い付き場を見つけ出すのか??
専門的なテクニックがあるのかもしれません。


こうしたことを考えた結果、“「上流」を中心にその前後を少し・・・”が、今の僕の渓流フライフィッシングフィールドです!
ほどほどの数の渓魚が生息していて、他の釣り人にもめったに会わず、取り巻く環境も良い・・・
場所を選べば、日帰りできるところも多いです!

その一方で、奥の深い「源流」を何泊もしながら楽しみたいという気持ちもありますが、現状では自分の時間が取れません。
さらに言えば、登攀技術や装備もありませんので、たどり着ける場所も限られるでしょう。
これからの目標ですね!

また、「中流」は“人が多いのは苦手な性格”なので、よほどのことがない限り行きません。
過去に、頭ハネされたり、割り込まれたりと不快な思いをしたことが何度もあります。
こんな日は一日ムカムカしてしまい、「なんのために貴重な休日を使ったのか・・・」と空しくなります。

さらには、魚が抜かれまくっていて、ほとんど魚影のない流れも多いです。
渓流釣りって、フライフィッシャー的には“キャッチ&リリースの釣り”ですが、一般的には“食べる釣り”が主流です。
自然環境の破壊や、ダム・堰堤の建設など、渓魚の生息を阻害する要因は他にもたくさんありますが、釣り人による乱獲が実は一番の直接的ダメージではないでしょうか。
魚篭やビニール袋に稚魚から成魚までたっぷりと詰め込んで、食べきれないのでご近所に配るという話もよく耳にします。
群馬県にある、某人気キャッチ&リリースはダムの堤体直下が釣り場ですが、スーパーヤマメと自然繁殖の尺岩魚が釣れると聞いています。
ちゃんと放して、ちゃんと逃がして、ちゃんと管理すれば、良い釣り場は維持される・・・というお手本ですよね。


(2) シーズナルパターン

① 雪の影響
渓流釣りをしていると、雪は味方であり、敵でもあると感じます。
そして、渓流シーズンの半分くらいは、その雪による影響を抜きには計画を立てられません。


DSCN34970.jpg

3月の解禁当初は、上流域はだいたい雪があります。
また、同じ積雪50cmでも山奥の50cmと、車を止めたすぐ横で釣りができる場所の50cmでは、行動制約上の意味合いが違います。
早期は、あまり奥へ行かずとも場荒れしていない可能性があり、それを差し引いた釣り場選びができる時期です。

そこで、他の人がどのくらい奥まで入っているのか、そして自分たちの技量や装備からどこまでなら安全に釣りが楽しめるのかを考えて釣行します。
毎週のように変わっていく残雪量を予測しながら、人の入り具合と渓魚の残り具合を計算するのです。
雪は釣り人にとって障害物となり、渓魚を温存してくれます。
ただし、どんなに人が入らず魚が残っていようとも、雪渓を踏み抜いたり、流れへ落ちては命取り・・・
雪融けで斜面の地盤も緩んでいますから、注意が必要です。
山奥ではちょっとした事故が“死”につながりますから、けしてムリはしません。

また、日本海側と太平洋側では、同じ時期、標高でも雪の量はまったく違います。
また、同じ地区でも、尾根を一つ越えると全く違ったりします。
このあたりは、年々経験を積み重ねていくのはもちろんですが、地元情報も積極的に収集しています。
夏場に釣行した際に、地元の方等から春先の様子を教わったりしています。
特に、猟師さん、山仕事の方、地元の漁協組合員さんなどは詳しいので、山で出会えたときに忙しそうでなかったら僕は積極的に話を伺っています。
雪の情報だけでなく、貴重な釣場情報や危険な箇所、注意点などを教えていただけることが多いです。



ところで、『雪のある時期に、フライで釣れるの?』という心配もあるでしょう。
僕の場合は、残雪がたっぷりあるような時期・場所でも、ドライフライでバンバン出ています^^
日中の水温が6℃以上なら問題なし!
8℃もあれば、もうウハウハです!!!

コツは、早期は雪シロがゴンゴン入らない、ほどほどの規模の渓を選ぶのです。
そんな流れは、3月中旬の日中には6℃位まで水温が上昇します。
もちろん、低水温なりの釣り方はありますが・・・

雪シロ時期はよく釣れます。
特に、雪シロが終わりかけの一週間は、シーズンを通して数・型共に最高のタイミングになります。
だから、この時期の釣行は、雪と人の入りを十分すぎるほど考えて行く価値があるのです^^


② 渇水期
僕は、雪よりも渇水が苦手です・・・
毛鉤釣りは、エサ釣りに比べて低水位のコンディションに強いと思いますが、渓魚もナーバスになっていて数は出ても大型が出にくいように感じます。


DSCN5435.jpg


渓流釣りに限らず、多くの釣りでは「水が動く=魚の捕食のキッカケ」になります。
なので、僕の渓流シーズンの前半は、「渇水を避けて、雪シロ末期を追いかける」のが基本になっています。
遅いところは7月中旬まで雪シロの影響がありますので、各地の雪シロの収まる直前の渓を追いかけます。
最も遅い雪シロが収束する頃には、梅雨がやってきますから・・・
ただし、今年の冬のように暖冬で、積雪がほとんどない年の夏は渇水が早くて苦労しています。


③ 梅雨
あまり好きではありませんが、小雨や曇りの日で気温がそこそこある日は釣れることが多いです。
やはり、魚の警戒心も薄まるのでしょうか。


DSCN5050_2014070511593394a.jpg

とは言っても、増水は怖いし、茶色い濁りは釣れなくなるので、天気図や各地の水位計の変化(ネットで増減を確認できます)を前夜までチェックしながら釣行地を決めています。
ここ数年は、高速道路に乗ってからスマートフォンで雨雲レーダーを見て、降りるインターチェンジと釣行先を決めたことが何度かありました。

でも、やはり雨の中の渓流は恐ろしいと感じます・・・
昨年、僕は判断の甘さから危うく命を落とすところでした。
小雨の中、入渓して釣りを始めたのですが、すぐに足元の流れにほんのわずかな濁りが入り始めました。
それを見て、なんとなく嫌な予感がしました。

その渓は、一度入渓してしまうと退渓点までは数キロの距離があり、両岸は切り立っていて簡単には出られません。
途中、腰まで浸かって渡渉するところもあり、その下流には大きな堰堤もあるのです。
このまま進むべきか、それとも撤退すべきか・・・

直感で、来たばかりのルートを引き返しました。
深瀬や淵を渡り、入渓点に着いて再び斜面を登り、杣道を歩いて帰ってきました。
車に着いてホッとして、すぐそばの流れ(さきほどの渓の下の方)をふと見ていると・・・
わずか10分足らずで、水位が1m以上も上昇する濁流と化していました。
運が良かったとしか思えません。
少しでも不安があったり、天候が読めないような日は釣行を断念することも大切だと痛感した経験でした。


④ 真夏の釣り
一番気持ちの良い、好きな季節です!
照りつける日差しに水面が輝き、そんな水面を割って渓魚がフライに出る瞬間・・・
これほど気持ちよい、素晴らしい環境に身を置くことに感動します。
さらに、川でコケても気持ちいいですし^^;


DSCN5592_201408212209376d9g.jpg

でも、僕の言う「真夏」は、8月のお盆まで・・・
それ以降は、山も渓魚も秋っぽくなります。

梅雨明けから秋の始まりまで、ほんとうにわずかな期間しかありません。
下手をすれば半月ぐらいでしょうか。
月に2日ペースで釣行する僕にとっては、一年に一日か二日しか“ピーカン真夏の釣り”は楽しめない年もあります。
あと20年間渓流釣りに行けたとしても、真夏の釣りを楽しめるのは20日もないかもしれませんから・・・
そう、だから「渓流釣りを優先」させているのです。
寂しいですが、この釣りは足腰が立たなくなったら行きたくても行けませんしね・・・

この季節、雷雨が一番恐ろしいです。
大雨洪水警報の中、川通しで帰ってきたことがありますが、いつ渡れなくなるのかヒヤヒヤでした。
増水や鉄砲水の逃げ場を絶えず確認しつつ、早く退渓点まで戻らねば・・・時間との勝負でした。
その後、杣道に上がっても、今度は雷雲のまっただ中に飲み込まれ、生きた心地がしませんでした。
しかも、わずか一時間で気温は15℃も下がり、ずぶ濡れになってヤバかったです・・・
これは撤収の判断が甘かったと反背しています。


⑤ 秋の荒食い
実は・・・秋って良い釣りをしたことがありません^^;
よく、雑誌なんかでは、「秋の荒食い!」とか特集を組んでいたりしますが、これまで秋に良い思いをしたことはありません。


P1030441_R.jpg

ここぞというポイントで反応がない!
落ち葉が邪魔!!
出るけどフッキングしない!!!
フッキングしてもすぐにバレる!!!!
さらには、禁漁間近で人も多い!!!!!

この時期をどう攻略するかは、僕自身もこれからの課題となっています。
どうやら、ドライフライは良くないということは聞いているので、ニンフで釣るのが良いのかもしれません。
先輩方のアドバイスを受けながらまだまだ勉強中ですが、既に渓魚たちは「食い気より色気!」なのでしょうか?

餌釣りをされる先輩のミサさんにその話をしたところ、『餌釣りは秋も釣れるよ!』とのことでした^^;
やはり、秋は水中の餌を食べているんでしょうかね?



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さて、やっぱり長くなってきましたので、途中ですが今回はここまでにします。
次回は、人為的プレッシャーを考えた広域な視点の釣り場選びや、地形図などについて書く予定です。
(整理して書こうと思いますが、既に支離滅裂になっているような・・・^^;)

・・・つづく・・・







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