Flyfishing+ from Mt.Pigeons!

渓流釣りとバンブーロッド製作を中心に、日常の出来事を綴ってます。

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episode1001 … 始めよう!渓流フライフィッシング!!(その4)

2016年 02月05日 07:31 (金)

今回から、「4 準備・装備」に入ります。
(その1)~(その3)で書いたような前提条件、 釣行地を踏まえて、渓流フライフィッシングで必要な装備(タックル含む)を書いていきたいと思います。

全体構成の中では、下記の朱書きの部分になりますが、やはり長くなりそうなので数回に分ける予定です。
ボリュームにもバラツキがあると思いますが、読んでいただける方にはお付き合いのほど宜しくお願いします。


1 プロローグ

2 前提条件

3 釣行地の決定
 (1) 源流、上流、中流、下流のどこへ行くか?
 (2) シーズナルパターン
 (3) 地図を見て絞り込んでいく
 (4) 街から○時間離れる

4 準備・装備

5 入・退渓

6 釣り

7 食事と水分補給

8 アクシデント対策

9 日々のトレーニング

10 情報戦

11 その他


実際の内容に入る前にもう一つ・・・
装備や道具には個人の好みが多分に影響しますので、オススメするアイテムなどはあくまでも僕の好みです。
「これが最高!」と書いてあっても、誰にでも合うかどうかはわからないことをご了解ください。

 
 
(1)  ロッド

やはり、釣り道具の筆頭は「ロッド・釣竿」ですよね。
でも、これほど好みが多様で、正解のないものはないと思います。
そもそも、求める機能が人によって違いますし、通うフィールドも違いますので当たり前とも思います。
きっと、この趣味をやめない限り、永遠に探し続けるのでしょうね・・・
これまでの「前提条件」を思い出しながら、この先を読み進めてください。


 ① 長さと素材

渓相や流れの規模によって、2種類の長さのロッドを使い分けています。
また、長さの違いから、その素材も若干変えています。

ロッドの長さは、基本的にその渓でストレスなく振りまわせるギリギリの長さが好みです。
ロッドは長ければ長いほど、長いリーダーティペットシステムを扱いやすいですし、流れを跨ぐのも容易になります。
アップストリームで“上の段”を釣るにも、長いロッドの方がポジションを遠くできるしラインも打ち返しやすいので有利と感じます。
結果的に、釣果も伸びます。
短いロッドでテクニカルな楽しみを求めるという考え方や、短い方が使いやすいという方もいるでしょうけど、僕は長いことによるメリットを取ります。

また、ロッドの素材は、長さによる特性を一番活かせるものが良いと考えています。
ただ軽ければいいとか、雰囲気で・・・等では決まりません。


 ・ 「広い渓相」 7’4”~7’6”くらい(バンブーロッド)、
           8’0”~8’10’くらい(グラファイト)


開けた渓相、ほどほどに広い流れでは、このくらいの長さが使いやすく感じます。
渓流フライフィッシングのDVDなどに出てくるような規模の流れが、これに当てはまります。
上空に被るものがなければ、少し小さめの流れでも長いロッドが使えます。
テンカラ竿は3m~4mくらいありますから、それを思えばかなり振り回せますよね。

ただし、長すぎるフライロッドは、フライフィッシングのメリットもなくなってしまうように思います。
フライフィッシングは、ロッドが短いにもかかわらず状況に応じた長さのラインが使え、しかもそれを収納できることが大きなメリットです。
長いロッドにチョロっとラインを出して釣っても、所詮はテンカラの偽物?
本物には、遠く及びません!

7、8年前の僕の実体験をお話しします。
当時、某ショップオリジナルで販売されていた、11フィート1インチ #3 のフライロッドを使っていました。
『長さで流れを跨げるので、ティペット以外は水面に着かない。だから簡単にドラグ回避ができて釣れるロッド!』という触れ込みでした。
ところが実際に渓流で使ってみると、さすがに重すぎました・・・

アワセなんて、「よっこらしょ!」という感じです。
ウェットフライに使うならまだしも、「これなら、軽快なテンカラの方が合理的だし、はるかに面白いのでは???」と思い始めて、のべ一週間も使わずにヤフオクで売ってしまいました。

まさに、「過ぎたるは、及ばざるがごとし・・・」だと悟りました。
その後、このショップで全長4mオーバーのフライロッド(エクステンションバット付)まで販売していましたが、今はどちらもラインナップからなくなっているようです。

僕の素材的な好みはバンブーですが、7フィート6インチを超えると一日中振り続けるのが僕には辛くなります。
なので、8フィートを超える長さのロッドを使う必要がある釣りならば、僕はグラファイトロッドを選びます。
これまで使ってきた中では、I’s3、フリーストーン803、キャリントン・ブルッキー8’7”#3の三本がお気に入りでしたが、それぞれ違った個性、良さがありました。

そんなときに、たまたまオークションで2万5千円位のバンブーロッドを手に入れました。
すると、グラファイトロッドにはないしなやかさ、ラインウェイトの乗りの良さが、自分の釣りに合うように感じ、以降は、すっかりバンブーロッドにハマッていきます。

ところが、バンブーロッドはグラファイトに比べて重くなるので、7フィート6インチ位までが僕に使いこなせる限界の長さだとわかってきました。
重いと言っても100g未満ですが、一日10時間以上も振り続ける僕には負担です。
疲れはキャストに影響し、僕の場合はピークを過ぎるとガクッと精度が落ちてしまいます。
そんな時間帯って集中力も途切れてくる頃なので、良型を獲り逃がしたりします・・・負のスパイラルです^^;

そんなときに、Taki Rodさんの中空・竹フェルール 7’4” #3~4に出会いました。
このロッドは、7’4”とは思えないほど軽く、バランスもよく、夜明けから夕方まで10時間以上振り続けても疲れません。
中空ゆえの反発力はフライをスパッとポイントに撃ちやすいうえにグラファイトよりもスィートスポットが広くお気に入りのロッドです。
ソリッドバンブーロッドは好きですが、この長さになると中空バンブーロッドの少しグラファイトロッドに似たテイストも良いですね。


RIMG11707.jpg

たしか、使い始めて2日目に、上の写真33cmを獲りました。
僕の場合は、相性の良いロッドはすぐに結果として現れます。
「広い渓相」では、このTaki Rodが一番のお気に入りです!


 ・ 「沢」6’6”~7’0”くらい
  (バンブーロッド、グラスロッド)


「○○沢」など、支流の支流クラスの流れでは、このくらいのロッドを使っています。
短ければ短いほど上下左右が被った場所でも投げやすくなると思われるでしょうけど、あまりにも短いとキャストがしにくくなります。
6フィート半を切るとキャスト後のライン操作も急に難しくなるように感じますので、一般的にはその位までが使いやすく無難な長さだと思います。


DSCN4892.jpg

この手のロッドをメインに使う沢系では、リーダーキャストやそれに近いキャストも多用します。
そこで問題になるのが、低負荷時のロッドの“しなり”です。
フライキャスティングては、ロッドがしならないと反発力が生まれません。
すると、ほとんど質量のないフライを前に送り出すことができなくなるのです。
さらに、ショートロッドであることもマイナスに働きます。
ロッドティップとグリップ間の距離が短いことから、同じ負荷に対して“張り”を感じやすくなります。

これを解消する方法の一つが、ロッドの素材を低弾性にすることです。
先程、「広い渓相」では、中空バンブーとグラファイトをオススメしましたが、「沢」ではソリッドバンブーとグラスファイバーロッド、またはラインに対してややパワー負けした感のある?グラファイトロッドをオススメします。


 ・ バンブーという素材の素晴らしさ

DSCN4877.jpg

僕は、ここ数年は自作のソリッドバンブーロッド、市販のバンブーロッドを使い分けています。
バンブーロッドは、自重によってしなりが生まれるためリーダーキャストでもフライをコントロールしやすいです。
また、ロッドのしなり戻るスピードが緩やかなため、キャスト時のラインコントロールが抜群にしやすいのも特徴です。
「渓流フライフィッシングではバンブーロッドが一番釣りやすく、一番釣果も伸びる!」と個人的には思っています。

でも、一般的には、バンブーロッドって高価で回顧主義的なイメージがあるかもしれません。
『超軽量・超高弾性グラファイト全盛の現代になにを・・・』というご意見もあるかもしれません。
また、『ロッド一本で何十万円もするようなロッドなんて買えない、もったいなくて使えない!』というのもあるでしょう。
でも、僕にとっては最も機能的で効率よく渓魚を釣るためには、バンブーロッドが必要なんです。
また、貧乏サラリーマンの僕には手が出ない価格のバンブーロッドがたくさんあるのも事実ですが、それこそ2万円位から購入できるものもあります。

僕も初めは2万5千円のバンブーロッドを愛用していましたが、3~4万円クラスのグラファイトに比べて全く遜色ないどころか、手持ちのグラファイト・グラスファイバーのロッド全てを手放す決意までさせてしまうほど釣りがしやすく、たくさんの渓魚を釣らせてくれました。
今や、グラファイトやグラスファイバーロッドでさえ10万円近くするものがあることを思えば、バンブーロッドはけして手が出ないロッドばかりではないと思います。

高価なグラファイト、グラスファイバーのロッドを買う予算があるなら、ぜひ一度、バンブーロッドを試してみてください。
個人でもプロでも、良心的な価格で良いロッドを出しているビルダーさんはたくさんいらっしゃいます。
7フィート程の長さで3〜4番ライン用なら価格帯も広く、予算に合わせた選択もしやすいでしょう。
そして、その位のスペックのバンブーロッドは、竹の良さを感じやすいとも思います。



やっぱり長くなってきました・・・^^;
今回はここまでにします。
次回はロッドの続きになりますが、番手、アクション、継ぎ・・・
そして、オススメの市販ロッドなどについて書いていく予定です。







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テーマ : フライフィッシング
ジャンル : 趣味・実用

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