Flyfishing+ from Mt.Pigeons!

渓流釣りとバンブーロッド製作を中心に、日常の出来事を綴ってます。

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episode947 … 渓流ルアーフィッシングへのお願い・・・

2015年 02月25日 22:18 (水)

今年の渓流は、肩の具合を見ながらのスタートになりそうだ。
フライロッドが振り回せるようになるは、いったい何時になることやら???
そこで、回復するまではルアーフィッシングとエサ釣りで、ハード過ぎない釣り場を選びながら徐々に渓流を楽しもうと思う。

DSCN7883_R.jpg

幸い、ルアーは年間60日ペース×約30年のお付き合いがあるので、ベイトもスピニングも左右両手の差なくキャストできる。
しかも、渓流が渇水期に入るまでは、ルアーフィッシングは釣果的にも期待できるのだ^^
今日は、そんな渓流ルアーフィッシングの準備を少し・・・

 
 
DSCN7885_R.jpg

“準備”とは、トリプルフックをシングルフックに変えること。
愛用するシングルフックは、がまかつのナノスムースコート。
管釣り用だけど、渓流で使っちゃいけないことはない。

ナノスムースは、スパスパに刺さりがいいし針先のもちもいい。
フライにも使っているけど、この刺さりを知ってしまうと他のフックは使う気にならない・・・^^;
お値段は高めだけど、それを差し引いても僕はこの性能にヤミツキ!






DSCN7893_R.jpg

フックの交換には、スプリットリングプライヤーでは大きすぎてうまくフックを外せないので、僕はスミスのピンセットタイプを使っている。



ベストやラニヤードにつけても気にならないコンパクトなサイズで、僕は釣り場にも持っていく。
ルアーって、実はそれなりにフックを消耗する。
障害物にコンタクトさせる釣りだし、渓魚の顎はコイ科のように軟らかくないので、釣りの途中で交換することもしばしば・・・
そんな時に、これがないと素早く交換できない。
もたもたしていると、高価なフックが“ポッチャン!”となってしまうかも。


DSCN7894_R.jpg

そして、交換完了!!!

ここで・・・なぜ、フックを交換するのか???
これまでいろいろな釣りをしてきたけど、渓流ルアーフィッシングでトリプルフックが渓魚に与えるダメージは、渓魚のおかれた環境等も考えると深刻な問題だと僕は思う。

 ・ 上下の顎を同時に貫通してフックを外すのに苦労する=顎を傷めてしまう
 ・ 顎の蝶番の部分を壊してしまう
 ・ 複数のフックの一方が、目や鰓に刺さってしまう
 ・ ルアーを丸呑みされて、鰓を傷つけてしまう

もちろん、エサ釣りやフライフィッシング、テンカラでも同じようなことは起こりうる。
でも、1本針のこれらの釣りと、6本の針先がある渓流ミノーでは、ダメージを与える確率に雲泥の差があることを実感している。
これは、単なる数字上の話ではなくて、僕自身がこれらの釣りを実際に経験してきて感じていることだ。
しかも、いまや渓魚の生息する環境はますます荒廃が進み、そこに住む固有種は養殖して放流できる魚ではない・・・
今いる渓魚たちをいかに大切にしていくかは、釣り人の課題だと思う。


以前、渓流ルアーフィッシングの某ブログで、トリプルフックに顎が破壊され、もう一方のフックが鰓ぶたを傷つけて血だらけになった岩魚の写真を見たことがある。
しかも、渇いた砂地の上に岩魚を置き、『また遊んでね~^^』と書いてあった・・・(怒)

この岩魚は、リリースされてもエサを獲ることはできないだろうし、あれだけのダメージを受けたら生きていけないだろう。
その場で〆て持ち帰り、美味しく食べてしまう方がよほど供養になるのではないだろうか。


この方のブログに限ったことではなく、多くのブログやホームページ、渓流ルアーのDVD、雑誌のグラビア、釣り具メーカーのカタログ、み~んなトリプルフックだ。
しかも、バーブ付きが多い・・・

「自然を大切に・・・」とか、「未来へ残そう」なんてコピーが書かれてあったりすると、「アホか???」と言いたくなってしまう。

10万円前後もするような高価なタックルを買うならば、シングル、もしくはダブルフックに交換することにお金を割いてほしいと切に願うばかりだ。
メーカーや釣りマスコミも高価なタックル開発や宣伝ばかりでなく、最も大切な「魚を守る&増やす」ことの関心を高め、釣り人に広めてほしいものだ。

トリプルフックとバーブ付きフックの使用をやめることは、ぜひ、渓流ルアーフィッシングを愛好する人たちに真剣に考えていただきたいテーマだと思う。


DSCN7902_R.jpg

僕自身も、シングルバーブレスになるまでには過渡期があった。
その一つがバーブレスにしたダブルフック。

倒木やブッシュの中を釣るようなときは、根掛りもなくとても釣りやすい。
しかも、トリプルに比べて1本針が少ないだけで、ダメージは格段に小さくなる。
ダブルフックは、フックを交換することによるアクションの変化も少なく、とっつきやすいと思う。





DSCN7899_R.jpg

そんな中で、アングラーズリパブリックのルアーは好感が持てる。
最初から、シングルのバーブレスフックがついている。
しかも、フックの取り付け部が回転し、フッキング率を向上させる工夫も施されている。
“これぞメーカー!”と感心する。

なので、渓流で僕もよく使うオススメルアーを書いてしまおう。
この3種類の異なるアクションのルアーをローテーションすると、さまざまなコンディション下で良い釣りができた。











また、こちらのテレスコルアーロッドも気に入って使っているけど、べらぼうな価格ではなく求めやすい設定となっている。
去年から使っているけど、テレスコタイプで携行性がよく、シンキングミノーも操作しやすいアクション・パワーだと思う。
山で、気兼ねなく使うことができてありがたい^^

アンリパのルアーやロッドは、性能はもちろんのこと、こうした企業の姿勢が僕は大好きだ。


DSCN7890_R.jpg

さて、フック交換にお金がかかる分、どうでもいいことにはあまりお金をかけたくない。
例えばルアーのケース・・・

大小のボックスやワレットなどを渓流で使ってみたけど、写真のような軽量でコンパクトなケースが一番使いやすかった。
しかも安い^^


DSCN7905_R.jpg

このケースに、ミノー、渓流バイブ、スピナーを各タイプ、各色入れておき、腰のポーチに収めておく。
だいたい、一日はもってしまう量が収納できる。
5cm前後のミノーを入れるのにちょうどいいサイズだし、明邦のケースは作りもしっかりしていて安心できるよね。


PS.ホームページの「photo」に写真を追加しました。




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テーマ : フライフィッシング
ジャンル : 趣味・実用

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2015年02月26日 06:39

おはようございます。

準備スタート!という感じがしていいですね(^-^)
僕は未だにフライを巻いていませんが(^-^;

確かに、あの6本のバーブフックはいただけませんね。

>co-dropさん

2015年02月26日 07:59

co-dropさん、おはようございます。
この週末から、カーボンブランクで渓流ベイトロッド(5pc)を組み始めてみます。
co-dropさんの沢用バンブーは粗削りまで終わって先行してましたが、カンナで削る力が右手にないのでもう少しお待ちくださいm(_ _)m
抜かしてすいません。

トリプルフックの与えるダメージは、渓流ルアーをする方のほとんどが感じていると思います。
でも、バイトを確実にフッキングするために使っているのがほとんどではないでしょうか。
目先の一匹よりも、これからのことを考えていかないとダメですよね。
釣り堀と違って、魚を放流できないのですから・・・

2015年02月27日 21:48

酔っぱらい状態です(笑)
楽しい事が有ったので・・

魚にあたえるダメージはシングルの方が絶対だよね。
でも、ルアーの泳ぎは大丈夫なのか?

先日夢をみました、岩手の渓でしげさんと岩魚を食べながらお話をしている・・・・
最近、ヤマメやイワナの夢を良く見ます(笑)
昔、釣り友と過ごした頃の渓ノビパークがしげさんとシンクロしてるのかも(爆)

解禁ですね~~
なぜか、今でもわくわくします(^^♪

>アダムスさん

2015年02月27日 21:58

アダムスさん、こんばんは。
楽しいことがあったときのお酒は、特に美味しいですよね^^

鋭い!!!
さすがですね^^;
フックの重さが変わると、泳ぎが変わりますよね。
元々付いていたトリプルフックの重さを電子秤で計測して、ほぼジャストなシングルフックに交換しています。
ところが、トリプルよりもシングルは水の抵抗がないためか、わずかにアクションが違ってきます。
元々のアクションに比べて、泳ぎが“軽く”感じます。

でも、それはハンデとすることにしました。
僕らは遊び・・・
魚にとっては命がけ・・・
命は奪わないようにしたいと思いますが、ダメージの大きなときは持ち帰って食べることにしています^^

アダムスさん、夢は実現させましょう!^^
雪シロが引き始めてくる季節に、例のアダムスさんの日帰りホームリバーにぜひ行きましょう!
そしてもう少しすれば、岩手もご一緒させてください。

肩が治ったら、旋盤も組立を再開しますので、バンブーロッドも楽しみにしていてください^^

2015年02月28日 06:55

 しげさんの考えに激しく同意です。
 同じことをかなり前から発信していますが、変化が遅すぎます。
 トリプルフックの弊害は危険度も高いのです。
 魚のみならず、ご自分の体に刺さった時はおそらく外せないと思います。
 まして、他人に、同行者と近いところでのキャストは危険極まりないのです。
 プロと言われてる方々の在り方が一番ではないでしょうか?
 ほとんどのタイイングの画像がバーブ付きですから。
 釣り番組の画像でバーブレスの一本バリを使っている画像はほとんどが管釣りで魚に優しくと言っていますが、海、川は三本鈎のダブル仕様。
 魚を殺しています。
 食べるのならこれで宜しいと思いますが、リリース前提でしたら完全にアウトです。
 業界もわかっていても儲かっていくらの世界ですから変化は遅いと思います。
 微力ながらこんな考えと発信し、口コミで変わることを期待します。
 最近の方はトレンドを重視しています。
 遊びで、絶対有利な釣り人がトリプルフック??
 かっこ悪いという雰囲気つくり。
 ブログは一つのツールとしてかなり強力と思います。

>jetpapaさん

2015年02月28日 09:27

jetpapaさん、おはようございます。
釣り業界って、なんでこうも目先のことばかりなんでしょうね・・・
僕はバスを通して見てきてウンザリして他の釣りに転向しましたが、結局は同じ世界だと痛感しているこの頃です。
実際に、おそらく釣りによる傷で捕食できなくなったであろう、ガリガリに痩せ細った岩魚を釣ったことが何度かあります。
業界として、渓流ルアーを広めようと宣伝していますが、その前にこういった部分を変えてくれと思います。
今のまま渓流ルアーが増え、源流の固有種も釣り始めたら、相当深刻な結果になるだろうと危惧しています。

おっしゃる通り、フライのタイイングはほとんどがバーブ付きです。
そして、プロがプロデュースしたと宣伝しているフライフック自体がバーブ付きなんです。
某プロなんて、「マイクロバーブはバレが減る」と著書にも書いて公言しています。
釣りの上手な方ですが、こういうのを読むと尊敬はできません。

管釣りは、ジャンジャン釣ってリリースしまくって、何度も同じ魚を釣って楽しめるようバーブレスなんだと思います。
魚を放流するのにはお金がかかり、管釣りの経営に直接響いてきますから・・・
でも、僕に言わせれば、「釣り堀は、魚を補充できる」んです、物理的に。

一方で、ヤマトイワナ、ゴギ、チチブイワナ、ホタカイワナ、その他の山々に住む固有種は、養殖して放流することが困難か、養殖すらできないのが現状です。
「固有種が住むようなところで釣りをするな」という意見もあろうかと思いますが、魚へのダメージを考えてシングルバーブレスフック、ネットはできる限り使わない、使っても十分に濡らしたリリースネットで、ササッとリリースすれば弱らせることはまずないです。
もしも回復不能なダメージを与えてしまったら、その時は美味しく食べればと思います。
その確率は、僕の10年間の経験では1シーズンで3匹以下です。
それ以上に守るべき流域は、罰則付きの条例を制定して「全面禁漁」にすべきです。

そういう意味では、記事中で触れたアングラーズリパブリックのルアーはシングルフックです。
開発している飯田さんも、DVDでそのまま使用しています。

エサ釣りは、エサが外れないようバーブ付きというのもありますが、フライやルアーにはその点の制約はありません。
この問題は、もっと議論されてもいいと思いますが、残念ながら他ではあまり見かけません。
皮肉なことに、バスをやっていた頃の周りの人たちの方が、魚のことを考えてバーブレスを積極的に使っていました。

2016年06月12日 23:23

ふらりとたどり着きました。共感いたします。アンリパのスピナー愛用してますが、フックの意味が解りました。リリースのサイズにばかりこだわりのある人が多いですが、フックやリリース方法にも気を使わなければ、ですね。

>トミィーさん

2016年06月13日 06:47

トミィーさん、はじめまして。
お寄りくださり、ありがとうございますm(_ _)m

そうなんです、リリースすれば全てが良いわけではないと思います。
リリース後も問題なく健全に生きていける状態でなければならないと思います。

アンリパさんは、おそらく設計者の飯田さんのお考えだと推察していますが、そのあたりを真剣に考えてくださるメーカーなので応援したくなります。
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